聴かずぎらいのための吹奏楽入門 ◇ゆうパケット発送可
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販売価格: 1,900円(税別)
(税込: 2,090円)
在庫数 1点
商品詳細
■漆畑奈月(著)、小室敬幸(著)
■発行:アルテスパブリッシング
■四六判 320ページ
■初版:2023年6月
■内容紹介
聴いて楽しむ名曲の宝庫へようこそ!
その起源、輸入史、日本の作編曲家たち──
吹奏楽の魅力を語り尽くす画期的なガイド誕生!
全国で演奏され親しまれてきた50曲を厳選し、
輸入(海外)編と国産(日本)編に分けて紹介。
ホルスト、リード、兼田敏などの定番曲から、
ティケリ、ジョン・マッキー、挾間美帆の最新作まで、
作曲家の特徴やプロフィール、曲の聴きどころ/吹きどころ、
コンクールでの位置づけなどを徹底的に掘り下げます。
軍楽隊として日本に入ってきた吹奏楽が
部活動として定着するまでの歴史もたどり、
CDガイドとコラム、プレイリスト、索引も充実。
吹奏楽を心から愛してやまない漆畑奈月と
ジャンルをまたいで活躍する音楽ライター小室敬幸が、
楽器を演らない音楽好きにもアピールする
吹奏楽の魅力を熱く、濃く、深く語り下ろす
画期的な吹奏楽ガイドの登場です!
◎本書目次より
INTRODUCTION 吹奏楽という島国からの脱出
第1部 プリクエル(前日譚)としての軍楽隊
1|お雇い外国人とジャパナイズ(日本化)
2|軍楽隊の戦前・戦中・戦後
3|バンド・ディレクターとアメリカナイズ
第2部 輸入曲のコンクール演奏史
1|50年代:演奏を楽しむ音楽への変化
2|60年代:吹奏楽はクラシックなのか?
3|70年代:低いものはより低く、高いものはより高く
4|80年代:激化するコンクールで勝つために
5|90年代:吹奏楽に標題音楽が多い理由
6|2000年代:可能性をどこまで追求できるか?
第3部 日本の作曲家たちの作編曲史
1|「民族派」の系譜と吹奏楽へのつながり
2|藝大アカデミズムと鬼才編曲家
3|管楽器奏者から作編曲家への転身
4|アマチュア作曲家ならではの意義と功罪
5|なぜ、コンクールの花形が日本人作曲家になったのか?
6|現場目線で裾野を広げる作曲家たち
7|「吹奏楽ポップス」が開く新しい風景
POSTSCRIPT 吹奏楽にはどんな未来がひらかれているのか?
[CDガイド][コラム][プレイリスト]
[人名・団体名索引][曲名索引]
◎本書で取り上げている主な曲目
【欧米から輸入された名曲たち】
行進曲《エル・キャピタン》ジョン・フィリップ・スーザ
序曲《イシターの凱旋》ジョゼフ・オリヴァドーティ
軍楽隊のための《第1組曲》グスターヴ・ホルスト
《交響的断章》ヴァーツラフ・ネリベル
《アルメニアン・ダンス パート1》アルフレッド・リード
序曲《インヴィクタ》ジェイムズ・スウェアリンジェン
《プラハのための音楽1968》カレル・フサ
《ダフニスとクロエ》第2組曲 モーリス・ラヴェル
《ドラゴンの年》フィリップ・スパーク
《プスタ》ヤン・ヴァン・デル・ロースト
交響曲第1番《指輪物語》ヨハン・デ・メイ
《海の男たちの歌》ロバート・W・スミス
《ブルー・シェイズ》フランク・ティケリ
交響曲《ワイン・ダーク・シー》ジョン・マッキー
【日本の作編曲家による名曲たち】
吹奏楽のための《木挽歌》小山清茂
《吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による》大栗裕
シンフォニックバンドのための《パッサカリア》兼田敏
《深層の祭》三善晃
交響詩《ぐるりよざ》伊藤康英
《四季連禱》長生淳
吹奏楽のための《天使ミカエルの嘆き》藤田玄播
《ラッキードラゴン〜第5福竜丸の記憶〜》福島弘和
《たなばた》酒井格
ウインドオーケストラのための《マインドスケープ》高昌帥
吹奏楽のための祝典序曲《科戸の鵲巣》中橋愛生
《マードックからの最後の手紙》樽屋雅徳
吹奏楽のための音詩《輝きの海へ》八木澤教司
ウインドオーケストラのための《ソングズ》後藤洋
《波の見える風景》真島俊夫
《The Tigress》挾間美帆
■目次
INTRODUCTION 吹奏楽という島国からの脱出
第1部 プリクエル(前日譚)としての軍楽隊
1|お雇い外国人とジャパナイズ(日本化)
そもそも吹奏楽ってどんな音楽?
軍楽隊から始まったヨーロッパ音楽の輸入
国家も軍楽隊から生まれた!
日本化しながら輸入されるレパートリー
2|軍楽隊の戦前・戦中・戦後
音楽を学べる場所としての軍楽隊
戦争と吹奏楽
脱〝国威発揚〟
自衛隊の音楽隊は何をしているのか?
3|バンド・ディレクターとアメリカナイズ
コンクールの再開と変化
アメリカナイズ牽引役としての秋山紀夫
バンド・ディレクター=指揮者じゃないの?
フェネルもリードもバンド・ディレクター?
第2部 輸入曲のコンクール演奏史
1|50年代:演奏を楽しむ音楽への変化
──軍楽隊からアマチュアバンドへ
行進曲《エル・キャピタン》ジョン・フィリップ・スーザ
音楽物語《ガラスの靴》ポール・ヨーダー
序曲《イシターの凱旋》ジョゼフ・オリヴァドーティ
2|60年代:吹奏楽はクラシックなのか?
──クラシックと吹奏楽の作曲家の違い
軍楽隊のための《第1組曲》グスターヴ・ホルスト
《交響的断章》ヴァーツラフ・ネリベル
《交響組曲》クリフトン・ウィリアムズ
《アルメニアン・ダンス パート1》アルフレッド・リード
3|70年代:低いものはより低く、高いものはより高く
──吹奏楽の「グレード」とは?
《朝鮮民謡の主題による変奏曲》ジョン・バーンズ・チャンス
序曲《インヴィクタ》ジェイムズ・スウェアリンジェン
《ディオニソスの祭》フローラン・シュミット
《プラハのための音楽1968》カレル・フサ
4|80年代:激化するコンクールで勝つために
──競技としての吹奏楽に求められた音楽
20世紀前半に活躍した作曲家による管弦楽曲のアレンジ
《フェスティヴァル・ヴァリエーションズ》クロード・トーマス・スミス
《祈りとトッカータ》ジェイムズ・バーンズ
5|90年代:吹奏楽に標題音楽が多い理由
──拡張されるサウンドと世界観
《ドラゴンの年》フィリップ・スパーク
《プスタ》ヤン・ヴァン・デル・ロースト
交響曲第1番《指輪物語》ヨハン・デ・メイ
《海の男たちの歌》ロバート・W・スミス
6|2000年代:可能性をどこまで追求できるか?
──自給率アップ後に輸入される音楽
《プラトンの洞窟からの脱出》スティーヴン・メリロ
《ブルー・シェイズ》フランク・ティケリ
交響曲第2番《キリストの受難》フェレール・フェラン
交響曲《ワイン・ダーク・シー》ジョン・マッキー
第3部 日本の作曲家たちの作編曲史
1|「民族派」の系譜と吹奏楽へのつながり
交響組曲《野人》渡邊浦人
吹奏楽のための《木挽歌》小山清茂
《吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による》大栗裕
《雲のコラージュ》櫛田胅之扶
2|藝大アカデミズムと鬼才編曲家
シンフォニックバンドのための《パッサカリア》兼田敏
《交響三章》三善晃/編曲:天野正道
《深層の祭》三善晃
交響詩《ぐるりよざ》伊藤康英
《四季連禱》長生淳
3|管楽器奏者から作編曲家への転身
祈りの曲第1《哀悼歌》川崎優
吹奏楽のための《天使ミカエルの嘆き》藤田玄播
吹奏楽のための舞楽《古都の彩》渡部哲哉
《ラッキードラゴン〜第5福竜丸の記憶〜》福島弘和
4|アマチュア作曲家ならではの意義と功罪
《クロマティック・プリズム》松尾善雄
行進曲《ラメセスII世》阿部勇一
《吹奏楽の為の序曲》坂田雅弘
5|なぜ、コンクールの花形が日本人作曲家になったのか?
《たなばた》酒井格
ウインドオーケストラのための《マインドスケープ》高昌帥
吹奏楽のための祝典序曲《科戸の鵲巣》中橋愛生
《マードックからの最後の手紙》樽屋雅徳
6|現場目線で裾野を広げる作曲家たち
吹奏楽のための音詩《輝きの海へ》八木澤教司
《風之舞》福田洋介
序曲《サーリセルカの森》高橋宏樹
ウインド・アンサンブルのための《ソングズ》後藤洋
7|「吹奏楽ポップス」が開く新しい風景
シンコペーテッド・マーチ《明日に向かって》岩井直溥
吹奏楽のための交響詩《波の見える風景》真島俊夫
《ファンキー・ヘンズ》星出尚志
《バロック・コンチェルト》三浦秀秋
《The Tigress》挾間美帆
POSTSCRIPT 吹奏楽にはどんな未来がひらかれているのか?
[CDガイド]
(1)戦前から戦中の吹奏楽(第1部)
(2)戦後の吹奏楽 外国人作曲家編(第2部)
(3)戦後の吹奏楽 日本人作曲家編(第3部)
[コラム]
1|世界の軍楽隊の現在
2|「芸術」とは? 「クラシック音楽」とは?──あらためて定義する
3|コンクールでなかなか取り上げられない名曲たち
4|吹奏楽になりそうな吹奏楽以外の作品たち
プレイリストのご案内
人名・団体名索引
曲名索引
■著者プロフィール
漆畑奈月(ウルシバタ ナツキ)(著)
1985年静岡県生まれ。中高6年間を吹奏楽に捧げたのち、音楽大学2つを経て、東京音楽大学大学院で音楽教育を専攻。中橋愛生に吹奏楽全般について師事。その後は公共文化施設で企画や経理や広報として働きながら、フィールドワークと銘打って全国各地の吹奏楽コンクールを聴きに行くなどの趣味を続ける。(一社)日本管打・吹奏楽学会会員。
小室敬幸(コムロ タカユキ)(著)
1986年茨城県生まれ。15歳から作曲を学び始め、東京音楽大学付属高等学校と同大学で作曲を専攻。藤原豊、糀場富美子、池辺晋一郎、伊左治直の各氏に師事した。東京音楽大学大学院では音楽学を専攻し、マイルス・デイヴィスを研究。修了後はNPO勤務、大学の助手・非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。ムック『Jazz The New Chapter』シリーズに寄稿、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』に不定期出演など幅広く活動中。
◆参照元 版元ドットコム
◆登録番号 PTB0354
■発行:アルテスパブリッシング
■四六判 320ページ
■初版:2023年6月
■内容紹介
聴いて楽しむ名曲の宝庫へようこそ!
その起源、輸入史、日本の作編曲家たち──
吹奏楽の魅力を語り尽くす画期的なガイド誕生!
全国で演奏され親しまれてきた50曲を厳選し、
輸入(海外)編と国産(日本)編に分けて紹介。
ホルスト、リード、兼田敏などの定番曲から、
ティケリ、ジョン・マッキー、挾間美帆の最新作まで、
作曲家の特徴やプロフィール、曲の聴きどころ/吹きどころ、
コンクールでの位置づけなどを徹底的に掘り下げます。
軍楽隊として日本に入ってきた吹奏楽が
部活動として定着するまでの歴史もたどり、
CDガイドとコラム、プレイリスト、索引も充実。
吹奏楽を心から愛してやまない漆畑奈月と
ジャンルをまたいで活躍する音楽ライター小室敬幸が、
楽器を演らない音楽好きにもアピールする
吹奏楽の魅力を熱く、濃く、深く語り下ろす
画期的な吹奏楽ガイドの登場です!
◎本書目次より
INTRODUCTION 吹奏楽という島国からの脱出
第1部 プリクエル(前日譚)としての軍楽隊
1|お雇い外国人とジャパナイズ(日本化)
2|軍楽隊の戦前・戦中・戦後
3|バンド・ディレクターとアメリカナイズ
第2部 輸入曲のコンクール演奏史
1|50年代:演奏を楽しむ音楽への変化
2|60年代:吹奏楽はクラシックなのか?
3|70年代:低いものはより低く、高いものはより高く
4|80年代:激化するコンクールで勝つために
5|90年代:吹奏楽に標題音楽が多い理由
6|2000年代:可能性をどこまで追求できるか?
第3部 日本の作曲家たちの作編曲史
1|「民族派」の系譜と吹奏楽へのつながり
2|藝大アカデミズムと鬼才編曲家
3|管楽器奏者から作編曲家への転身
4|アマチュア作曲家ならではの意義と功罪
5|なぜ、コンクールの花形が日本人作曲家になったのか?
6|現場目線で裾野を広げる作曲家たち
7|「吹奏楽ポップス」が開く新しい風景
POSTSCRIPT 吹奏楽にはどんな未来がひらかれているのか?
[CDガイド][コラム][プレイリスト]
[人名・団体名索引][曲名索引]
◎本書で取り上げている主な曲目
【欧米から輸入された名曲たち】
行進曲《エル・キャピタン》ジョン・フィリップ・スーザ
序曲《イシターの凱旋》ジョゼフ・オリヴァドーティ
軍楽隊のための《第1組曲》グスターヴ・ホルスト
《交響的断章》ヴァーツラフ・ネリベル
《アルメニアン・ダンス パート1》アルフレッド・リード
序曲《インヴィクタ》ジェイムズ・スウェアリンジェン
《プラハのための音楽1968》カレル・フサ
《ダフニスとクロエ》第2組曲 モーリス・ラヴェル
《ドラゴンの年》フィリップ・スパーク
《プスタ》ヤン・ヴァン・デル・ロースト
交響曲第1番《指輪物語》ヨハン・デ・メイ
《海の男たちの歌》ロバート・W・スミス
《ブルー・シェイズ》フランク・ティケリ
交響曲《ワイン・ダーク・シー》ジョン・マッキー
【日本の作編曲家による名曲たち】
吹奏楽のための《木挽歌》小山清茂
《吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による》大栗裕
シンフォニックバンドのための《パッサカリア》兼田敏
《深層の祭》三善晃
交響詩《ぐるりよざ》伊藤康英
《四季連禱》長生淳
吹奏楽のための《天使ミカエルの嘆き》藤田玄播
《ラッキードラゴン〜第5福竜丸の記憶〜》福島弘和
《たなばた》酒井格
ウインドオーケストラのための《マインドスケープ》高昌帥
吹奏楽のための祝典序曲《科戸の鵲巣》中橋愛生
《マードックからの最後の手紙》樽屋雅徳
吹奏楽のための音詩《輝きの海へ》八木澤教司
ウインドオーケストラのための《ソングズ》後藤洋
《波の見える風景》真島俊夫
《The Tigress》挾間美帆
■目次
INTRODUCTION 吹奏楽という島国からの脱出
第1部 プリクエル(前日譚)としての軍楽隊
1|お雇い外国人とジャパナイズ(日本化)
そもそも吹奏楽ってどんな音楽?
軍楽隊から始まったヨーロッパ音楽の輸入
国家も軍楽隊から生まれた!
日本化しながら輸入されるレパートリー
2|軍楽隊の戦前・戦中・戦後
音楽を学べる場所としての軍楽隊
戦争と吹奏楽
脱〝国威発揚〟
自衛隊の音楽隊は何をしているのか?
3|バンド・ディレクターとアメリカナイズ
コンクールの再開と変化
アメリカナイズ牽引役としての秋山紀夫
バンド・ディレクター=指揮者じゃないの?
フェネルもリードもバンド・ディレクター?
第2部 輸入曲のコンクール演奏史
1|50年代:演奏を楽しむ音楽への変化
──軍楽隊からアマチュアバンドへ
行進曲《エル・キャピタン》ジョン・フィリップ・スーザ
音楽物語《ガラスの靴》ポール・ヨーダー
序曲《イシターの凱旋》ジョゼフ・オリヴァドーティ
2|60年代:吹奏楽はクラシックなのか?
──クラシックと吹奏楽の作曲家の違い
軍楽隊のための《第1組曲》グスターヴ・ホルスト
《交響的断章》ヴァーツラフ・ネリベル
《交響組曲》クリフトン・ウィリアムズ
《アルメニアン・ダンス パート1》アルフレッド・リード
3|70年代:低いものはより低く、高いものはより高く
──吹奏楽の「グレード」とは?
《朝鮮民謡の主題による変奏曲》ジョン・バーンズ・チャンス
序曲《インヴィクタ》ジェイムズ・スウェアリンジェン
《ディオニソスの祭》フローラン・シュミット
《プラハのための音楽1968》カレル・フサ
4|80年代:激化するコンクールで勝つために
──競技としての吹奏楽に求められた音楽
20世紀前半に活躍した作曲家による管弦楽曲のアレンジ
《フェスティヴァル・ヴァリエーションズ》クロード・トーマス・スミス
《祈りとトッカータ》ジェイムズ・バーンズ
5|90年代:吹奏楽に標題音楽が多い理由
──拡張されるサウンドと世界観
《ドラゴンの年》フィリップ・スパーク
《プスタ》ヤン・ヴァン・デル・ロースト
交響曲第1番《指輪物語》ヨハン・デ・メイ
《海の男たちの歌》ロバート・W・スミス
6|2000年代:可能性をどこまで追求できるか?
──自給率アップ後に輸入される音楽
《プラトンの洞窟からの脱出》スティーヴン・メリロ
《ブルー・シェイズ》フランク・ティケリ
交響曲第2番《キリストの受難》フェレール・フェラン
交響曲《ワイン・ダーク・シー》ジョン・マッキー
第3部 日本の作曲家たちの作編曲史
1|「民族派」の系譜と吹奏楽へのつながり
交響組曲《野人》渡邊浦人
吹奏楽のための《木挽歌》小山清茂
《吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による》大栗裕
《雲のコラージュ》櫛田胅之扶
2|藝大アカデミズムと鬼才編曲家
シンフォニックバンドのための《パッサカリア》兼田敏
《交響三章》三善晃/編曲:天野正道
《深層の祭》三善晃
交響詩《ぐるりよざ》伊藤康英
《四季連禱》長生淳
3|管楽器奏者から作編曲家への転身
祈りの曲第1《哀悼歌》川崎優
吹奏楽のための《天使ミカエルの嘆き》藤田玄播
吹奏楽のための舞楽《古都の彩》渡部哲哉
《ラッキードラゴン〜第5福竜丸の記憶〜》福島弘和
4|アマチュア作曲家ならではの意義と功罪
《クロマティック・プリズム》松尾善雄
行進曲《ラメセスII世》阿部勇一
《吹奏楽の為の序曲》坂田雅弘
5|なぜ、コンクールの花形が日本人作曲家になったのか?
《たなばた》酒井格
ウインドオーケストラのための《マインドスケープ》高昌帥
吹奏楽のための祝典序曲《科戸の鵲巣》中橋愛生
《マードックからの最後の手紙》樽屋雅徳
6|現場目線で裾野を広げる作曲家たち
吹奏楽のための音詩《輝きの海へ》八木澤教司
《風之舞》福田洋介
序曲《サーリセルカの森》高橋宏樹
ウインド・アンサンブルのための《ソングズ》後藤洋
7|「吹奏楽ポップス」が開く新しい風景
シンコペーテッド・マーチ《明日に向かって》岩井直溥
吹奏楽のための交響詩《波の見える風景》真島俊夫
《ファンキー・ヘンズ》星出尚志
《バロック・コンチェルト》三浦秀秋
《The Tigress》挾間美帆
POSTSCRIPT 吹奏楽にはどんな未来がひらかれているのか?
[CDガイド]
(1)戦前から戦中の吹奏楽(第1部)
(2)戦後の吹奏楽 外国人作曲家編(第2部)
(3)戦後の吹奏楽 日本人作曲家編(第3部)
[コラム]
1|世界の軍楽隊の現在
2|「芸術」とは? 「クラシック音楽」とは?──あらためて定義する
3|コンクールでなかなか取り上げられない名曲たち
4|吹奏楽になりそうな吹奏楽以外の作品たち
プレイリストのご案内
人名・団体名索引
曲名索引
■著者プロフィール
漆畑奈月(ウルシバタ ナツキ)(著)
1985年静岡県生まれ。中高6年間を吹奏楽に捧げたのち、音楽大学2つを経て、東京音楽大学大学院で音楽教育を専攻。中橋愛生に吹奏楽全般について師事。その後は公共文化施設で企画や経理や広報として働きながら、フィールドワークと銘打って全国各地の吹奏楽コンクールを聴きに行くなどの趣味を続ける。(一社)日本管打・吹奏楽学会会員。
小室敬幸(コムロ タカユキ)(著)
1986年茨城県生まれ。15歳から作曲を学び始め、東京音楽大学付属高等学校と同大学で作曲を専攻。藤原豊、糀場富美子、池辺晋一郎、伊左治直の各氏に師事した。東京音楽大学大学院では音楽学を専攻し、マイルス・デイヴィスを研究。修了後はNPO勤務、大学の助手・非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。ムック『Jazz The New Chapter』シリーズに寄稿、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』に不定期出演など幅広く活動中。
◆参照元 版元ドットコム
◆登録番号 PTB0354
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